法華寺では、住職が糖尿病になったことをきかっけとして、地域の皆さんが健康で生活できるように、2016年より農家さんと協力してキクイモの栽培と普及に取り組んでいます。
キクイモはキク科の多年草で塊茎を食用とされ、じゃがいもやさつまいもとは異なりイヌリンを多く含み、血糖値上昇の抑制作用や食物繊維としての便秘改善効果が注目され、近年は健康食品として全国的に注目を集めています。
毎年11月下旬になると、檀家さんや近所の方などに協力して頂き、栽培していただいている農家さんの畑にキクイモの収穫をしに行っています。今年も十数名の皆様と一緒にたくさんのキクイモを収穫することができました。
キクイモは、独特の甘味や歯応えが魅力で、どんな料理にでもあう食材ですが、初めての方からは「どのように調理すればよいかわからない」と言われることが多いです。そこで、皆さんにキクイモの美味しさと調理方法を知り、気軽に料理にキクイモを取り入れて健康になってもらうために、法華寺で「お寺でキクイモ試食会」を開催することになりました。後日、試食会の様子やキクイモレシピをHPでも紹介したいと思っています。
なお、キクイモに興味のある方は、「道の駅ウトナイ湖」の野菜直販コーナーで購入可能です。